貯水タンクの地震被害調査と対策 | 中央大学 平野研究室

バルジング振動に関して

バルジングとスロッシング 実験映像

バルジングとスロッシングの違いを振動実験映像で比較

 

現状の耐震設計基準

バルジング(地震の加速度に対して応答する加速度応答)に関しては規定が無い。
バルジングに関する規定は無い

 

バルジングに関して

スロッシングに関する規定

地震の加速度に対して応答する加速度応答

 

スロッシングに関する規定

バルジングの規定は無い

・バルジング発生時には、側板のパネルに水深方向へ大きくなる水平方向の圧力KH(動液圧)が作用する。
・地震発生時に衝撃力となり側板を加振する。
・下部側板パネルに損傷被害が生ずることとなる。
・振動方向に方向角がある場合には、波が隅角部集中することからこの部分に損傷が集中する。
バルジングの規定は?

 

・バルジング現象としての解明が緊急の課題
・バルジングに対する対策をどのようにこの耐震設計基準に取り入れるかが、大きな課題

バルジング振動実験

バルジング振動実験概要

 

スロッシング固有振動数 バルジング固有振動数

 

 

実験結果

正弦波0.5㎐加振

 

神戸50%加振

 

スペクトルピーク

計測結果

壁面変位

 

動液圧変化

まとめ

スロッシング現象はタンク上部破壊の原因 バルジング現象はタンク下部破壊の原因

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