貯水タンクの地震被害調査と対策 | 中央大学 平野研究室

バルジング振動実験

バルジング振動実験を行いました。

2017年8月16日から3日間、共同研究メンバーである株式会社十川ゴムの堺工場で、
バルジング現象を検証するため、アクリル製小型矩形水槽を用いた振動実験を行いました。

 

 

バルジング 実機タンク実験映像

バルジングとスロッシングの違いを振動実験映像で比較

バルジング(bulging)

バルジング(bulging)とは、側板と液体と接して振動する流体と構造の連成振動である。側板は、弾性体として変形しながら振動を発生する現象。容器を弾性体として扱う。この現象により、容器下部、特に隅角部の破損が発生する。

 

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スロッシング(sloshing)

スロッシング(sloshing)とは、容器内の液体が外部からの比較的長周期の振動によって揺動すること。液体が持つ固有振動数と地震による振動が一致したときに大きな揺動を起こす。この揺動により液体が容器から溢流したり、容器の蓋等の上部を破損したりする。なお、容器は剛体として扱う。

 

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