貯水タンクの地震被害調査と対策 | 中央大学 平野研究室

アクリル製矩形水槽を用いての実験と解析でのバルジング現象の検討

アクリル製矩形水槽を用いての実験と解析でのバルジング現象の検討

2018年 土木学会関東支部 山梨大学  
第45回関東支部技術研究発表会優秀発表者 受賞  
発表者:中央大学大学院 因 和樹
アクリル製矩形水槽を用いての実験と解析でのバルジング現象の検討

研究背景

バルジング対策についての貯水槽の既存研究と対策がほとんどない
バルジング現象のメカニズムとその影響の分析

実験概要

アクリル製水槽 振動台

解析概要

有限要素法プログラムADINA""
時刻歴応答解析

実験・解析結果

満水圧時
壁面挙動
壁面挙動

 

壁面映像:10Hz (1/4倍速度)

壁面の中心部を中心に繰り返し変位 加振終了後すぐに減衰

 

X軸変位1/4倍速度)

バルジング特有の挙動

 

液面挙動

 

スロッシング現象とは異なる""

 

最大全水圧

 

10Hz 全水圧(通常速度)

 

10Hz 全水圧(1/10速度)

 

振動による水圧が増幅される現象

 

壁面応力

 

10Hz ミーゼス応力(通常速度)

 

10Hz ミーゼス応力(1/10速度)

 

振動によって応力集中が増幅される
熊本地震調査

まとめ

バルジング現象時の制振対策が求められる

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