貯水タンクの地震被害調査と対策 | 中央大学 平野研究室

最近発生した地震による貯水槽被害の特徴に関して

最近発生した地震による貯水槽被害の特徴に関して

2019年 防衛施設学会年次フォーラム  
発表者:新日本設計株式会社 新井 学
最近発生した地震による貯水槽被害の特徴に関して 新日本設計株式会社 新井学 坂本智 中央大学 平野廣和

 

近年の水道施設

 

重大な問題発生

 

現状の設計の疑問点

 

今後の設計条件せってに必要となる事項を紹介

 

どの程度加速度応答を受ける可能性があるのかを確認

 

バルジング タンク側面が損傷

 

スロッシング タンク天井部や側面が損傷

 

下部パネル溶接部での損傷例

 

振動実験により被害再現

 

解析対象施設

 

内部補強材

 

固有値解析条件

 

6面体一体構造モデル

 

境界条件 インターフェイス要素 周辺固定 回転自由

 

地盤応答解析条件 長野県の想定地震

 

固有値解析結果 刺激係数に着目

 

補強材有り 仕切壁直角方向

 

補強材無し 仕切壁方向

 

複雑な振動モード 規則的な振動モード 補強材の影響

 

地盤応答解析結果

 

地表面加速度波形

 

解析結果照合

 

加速度応答スペクトル

 

静的な思想で内部補強を大きくした結果、強度の低い部分で損傷

 

タンク全体の剛性の均等化をはかる

 

浮体式波動抑制装置の設置

 

減衰が付加され流速を抑えて波高を低減

 

制振メカニズム>

 

ステンレスパネルタンクの耐震化

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